大手メーカーのウイッグを使って

十代の頃は剛毛で毛量が多く、カットの際は必ず梳いて
ボリュームを落としてもらうぐらいだったのですが、20歳を
過ぎた頃から段々と薄くなっていき、30歳を越えた頃には
もう頭頂部が透けて、髪質も細くなり量も減った為、ヘア
スタイルを作る事もできない河童状態でした。
毎日鏡を見てクヨクヨしているよりは・・と一大決心し、
某大手メーカーの尋ねたのです。

カウンセラーさんに相談したところ、まだ全頭カツラにする
程ではないので、ウィッグにしましょう、という事に。
全頭カツラと違い、ウィッグ型は毛を剃る必要はなく、
毛髪を植え込んだネットを被り、ネットの隙間から自毛を
引き出してウィッグの毛と馴染ませる、という物でした。
さすがに大手さんの品物だけに、つむじの形や毛質はかなり
リアルで、かつ地毛とミックスされる事で、パッと見た目では
不自然さはありません。

装着も特殊な結着材を使う為、そう簡単には外れたりずれたり
せず、24時間装着したままで過ごせます。
ヘアスタイルも、毛先や毛流れはつくれるので、ムースや
ワックス等スタイリング剤を使ってのセットも可能。
これだけだと何の不便もない素晴らしい物なのですが..
難点として、まずは自然さにも限界があるという点。
屋外など明るいところで、至近距離からじーっと凝視
されると、やはり粗が見える様です。

人口毛髪と地毛は完全には同じ色に出来ず、また、セットが
不完全だと、毛の隙間からネット部分が見えてしまったり。
その為、出掛ける前のセットは時間を掛けて、合わせ鏡で
あらゆる角度からチェックし、不自然な部分が無いか確認
しなければなりません。

次点としては、定期的にサロンに通い、自毛カットと
再装着をしてもらわないとならないところでしょう。
結着材で自毛に取り付けている為、自毛が伸びてくると、
段々ずれてきて明らかに「頭に乗っけている感」が
出てくるのです。

とはいえ、ウィッグを使っていなくても、散髪は定期的に
しないとならないものなので、そう割り切れば良いだけ
ですが。

以上の様に、日常生活で気を遣う部分はあるものの、
精神的には安らぎを得られる物と思います。

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